
徹底検証です。
先日ユーロ円114円35銭をつけました。
2016年11月以来 約3年半ぶりの円高ユーロ安になっています。
理由の一つとして独憲法裁判所が欧州中央銀行の量的緩和について一部違憲と判断したことによるようで。
日本もそうですが欧州もマイナス金利政策をとっています。
政策金利がマイナスのなかで量的緩和を制限されるいうことは来年以降の欧州の景気の下支えに影響があるのではと懸念されます。
違憲の判断はドラギ前総裁の時に行った量的緩和についてであり今回のコロナでの特別枠は含まれてはいませんが、何か手を打たない限り追加の量的緩和は難しく各国の景気にも大きく影響するでしょう。
もしかするとイタリア国債もデフォルトの可能性もあるのでは?と、考えてみたりします。
欧州企業の倒産激増も考えられます。
そうなると不良債権があふれ、銀行の経営を直撃します。実際、ドイツ銀行の経営破綻説が流れたほどです。
数年前からささやかれている、ドイツ銀行の経営破綻はドイツ最大の民間銀行なのですが、破綻したら、リーマン・ショックの上をいく、超ド級のショック安が世界市場を襲う事になるでしょう。
今だに新型コロナ禍の終息は見えない。
落ち着いたとしても2波が来るであろう
そこに金融危機が追い打ちを掛けたらどうなるだろう。世界恐慌のカウントダウンは始まっていると思う。
コロナ禍でも中小企業や飲食店などの倒産は増えているが、リーマン・ショックの上をいく、超ド級のショック安が来るとしたら、私たちは路頭に迷うでしょう。
会社が倒産する、住宅ローンが払えなくなるなど生活が成り立たなくなります。