
FX歴15年の私です。
今回は暗号通貨WoTokenについて調べました。
WoTokenとは
WoTokenは暗号通貨ウォレットのひとつで、8つの暗号通貨を入れることができます。
また、1000ドルから運用することができる月利6~20%の利益を上げることができます。
WoTokenウォレットの残高が1000ドルを切った場合は運用が止まります。
会社所在地
会社所在地については不明です。
日本オープン
2019年3月4日に日本で公式にオープンしました。
WoTokenはアプリでしか対応していないためスマートフォンが必須です。
出金拒否
2019年7月初めから出金ができない状態が続いていました。
7月8日24時から出金が復旧するとの報告が出ていましたが、7月17日まで出金ができない状態でした。
出金方法
WOR(独自トークン)を取引所へ送金・他暗号通貨へ換金・国内取引所へ送金・日本円へ換金・銀行へ送金と手間と手数料が多くかかりました。
出金するまでの工程が複雑でした。
出金制限
2019年7月18日に出金制限がかけられました。
内容は新規の紹介を3人付けないと出金できないというものでした。
ポンジスキームの典型的なパターンです。
その後も送金できない、出金しようとすると元金が50分の1になるなど問題が続きました。
サイトが飛ぶ
2019年12月4日にWoTokenの運営会社NERAXの公式サイトが繋がらない状態になり、
2020年1月22日にWoTokenの公式サイトが飛びました。
首謀者の逮捕
中国警察の調査によりWoTokenの首謀者6名が逮捕されました。
うち1名はPlusTokenに関与していたとのことです。
WoTokenについてのまとめ
暗号通貨を使った配当システムを売りに集金してきたWoTokenですが、初期の段階からHPにアクセスしずらいなど怪しい場面は多々ありました。
また、出金ができなくなったり、出金制限をかけられたりと怪しさが増幅していました。
結果、詐欺が確定しておりPlusTokenに次いで二番目に大きい詐欺被害になりました。
昨今では暗号通貨を用いた投資詐欺が増えているので暗号通貨自動アービトラージやマイニングなどは要注意です。